コラム

 公開日: 2014-05-24  最終更新日: 2016-08-26

帯・袋帯は大切な家族を守るお守りだったのです。

 日本文化は結びの文化だと言われています。その最たるものが帯であると思います。しかし、何故にあれほどにも広幅なのでしょうか?


 さて、結納の目録を見てみると、結納金の項目は「御帯料」と書かれています。これには、本来、次のような意味があるからです。
 一つは、家と家、人と人を結び合わせ、幸せになるようにという意味があります。
 もう一つには、古来、日本人は長いものには霊力が宿ると考えていました。御帯料は、「この帯料で新しい帯を揃えて嫁いで来て下さい。その帯があなたの新しい家族となる夫、生まれてくる子供を病気やケガから守ってくれるでしょう。」というメッセージなのです。


 ですから、昔は、夫や子供が大病したり、大ケガした時は、その帯の霊力が弱まったと考え、強い霊力を持つであろう新しい帯に買い換えていたのです。現代でも、女性の大厄33歳の時に、母親が娘に新しい帯を贈り、厄除けにする風習があります。これらのことから、「きもの一枚に帯3本」「裸にも帯」「帯は格上」などの言葉が生まれました。


 江戸初期までは細かった帯は、戦争のない平和な江戸時代に、庶民が豊かになり、より霊力が強いと思われる現代の帯のような幅の広い帯になっていったのです。

当店のHPは http://www.orieya.com/

この記事を書いたプロ

株式会社 織絵屋 [ホームページ]

販売職 松山和年

岩手県盛岡市みたけ4-6-4 [地図]
TEL:0120-56-0102

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お直し・染め替え料金

着物は様々な技法によって、何度でも再生できます。まずは、お気軽にご相談ください。★お直し料金★程度により料金は違います。お見積もり後、お客様が承諾されたら...

小冊子プレゼント

以前の小冊子が無くなりましたので、新しく、マイベストプロに投稿しているコラムを読みやすくまとめた小冊子を作成しました。A5版(72ページ)サイズの小冊子です...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
松山和年 まつやまかずとし

歴史ある日本の“着物文化”を伝える伝道人(1/3)

 親から譲り受けた着物、代々受け継がれている着物、冠婚葬祭用に買った着物。しかしその後の使い道がわからず箪笥にしまい込んだまま。そんな着物たちを生まれ変わらせてくれるのが、盛岡市みたけにある「株式会社 織絵屋」。着物の販売のほか、染め替え・...

松山和年プロに相談してみよう!

IBC岩手放送 マイベストプロ

365日着物を着、研究しているからこそできる着物の提案に強み

会社名 : 株式会社 織絵屋
住所 : 岩手県盛岡市みたけ4-6-4 [地図]
TEL : 0120-56-0102

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0120-56-0102

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

お茶会できれいに着たねとほめられました。

着物着方教室では大変お世話になりまして、ありがとうござい...

村野様
  • 60代以上/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
本物の友禅は消滅の危機です。

 今から350年前に完成されたという友禅。それまでの模様染めは絞りに限られていました。または、染めではありませ...

[ 本友禅 ]

博多織のルーツは帯ではなく着物です。

 博多織というと、博多献上帯があまりにも有名すぎて、「帯」というイメージがあり、着物は織られていないと思っ...

着られない、着ない着物のリメイク方法
イメージ

 着られない、着ていない着物や羽織は、名古屋帯や細帯にリメイクできます。 絹はこの世で最高の天然素材で...

[ 着物のお直し技法 ]

『梅』の文様にはこんな意味が込められています。
イメージ

 今回は、『松竹梅』の「梅」について述べます。 梅の開花は、「もう少し頑張れば、春はもうそこまで来...

[ 着物の文様(柄模様) ]

『竹』の文様にはこんな意味が込めれれています。
イメージ

 前回の「松文様」に続き、今回は「竹」の文様について述べます。 竹には、古来、日本では「竹取物語」...

[ 着物の文様(柄模様) ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ