コラム

 公開日: 2017-08-06  最終更新日: 2017-09-29

『七宝(しっぽう)」文様にはこんな意味が込めれれています。

 私が優しい気持ちになる、大好きな文様の一つが『七宝(しっぽう)』です。



 七宝とは、仏教用語(無量寿経)で述べられている「金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこ」の七つの宝を指します。
 同じ大きさの円、または楕円を四分の一ずつ重ねる文様を「七宝文」といい、この文様を上下左右に規則正しく連続させたものが「七宝つなぎ」と呼ばれます。

 この文様の意味は、円(輪)は和につながるもので、人と人との和の大切さを表しています。誰でも自分には父と母があります。その父と母にもそれぞれに父と母があります。また、その父とは母にもそれぞれに父と母があります。さらに・・・というように、今ある自分は、決して一人で存在するのではなく、連綿とつながっている存在だということを意味しています。

 「しっぽう」と呼ぶ由来は、この文様が四方にどちらにも伸びていることから、江戸時代に四方がなまって「しっぽう」と呼ばれるようになったと言われています。また、文様が限りなく伸びることから子孫繁栄の意味もあります。

  私が思うに、「しっぽう」に「七宝」の文字を当てはめたのは、人と人とのつながり「輪、和」は、七つの宝と同じように大切にすべきものですと教えてくれる文様なのではないでしょうか。

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