コラム

 公開日: 2017-06-25  最終更新日: 2017-07-06

夏の着物姿を快適にする長襦袢

 着物に合わせる長襦袢も、10月~5月が袷(昔は総裏をつけていましたが、今は袖部分だけが二重)、6月、9月が単衣(袖も一重)、7月、8月が絽などの薄物です。

 長襦袢はインナーですし、また、振りの部分が思っている以上に目立つますので、気を付けて選びたいものです。

 さて、夏の長襦袢を選ぶ時の基準ですが、他の季節の長襦袢と違い、暑さ、汗への対策が重要になります。

 一年に一度、数年に一度くらいしか着ないという方は、一般的な絹素材の絽の長襦袢で十分だと思います。

 単衣、薄物を着る回数が多い方におすすめしたいのが、「紋紗」の長襦袢です。絽に比べ肌触りがサラッとしていますので、汗ばむ季節でも快適です。また、様々な織文様、色のものがありますので、振りのコーディネートを楽しむことができます。さらに、薄物の着物に紋紗の色物長襦袢を重ねると、透け感がほとんどなくなるので、薄物の着物を単衣の時期から着られるという利点があります。盛夏には白の長襦袢を合せて涼感を演出して下さい。

 夏は、汗が気になるという方には、麻や綿素材の長襦袢がおすすめです。汗はドライクリーニングでは取れませんので、自宅の洗濯機で洗える、麻や綿素材の長襦袢は、汗かきの方には最適です。ただし、必ず仕立てる前に、水通しをしてから仕立てて下さい。また、仕立てはポリエステル糸で縫ってもらうと、ツレも出ず、丈夫です。

 化繊の長襦袢は、熱を体に溜めてしまいますので、熱中症などには十分気を付けて下さい。

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