コラム

 公開日: 2016-02-11  最終更新日: 2016-08-26

色無地の価格の違いとは?

 着物の中で、持っていて、最も重宝なのが色無地の着物です。しかし、ひと口に色無地と言っても、その価格は数万円のものから数十万円するものまで幅広くあります。今回は。その価格の違いについて簡単に述べます。

 第一には、生地の違いです。中国で織られた生地、輸入糸を使い日本で織った生地(日本の絹マーク)、そして、日本の絹糸を使って日本で織った生地(純日本絹マーク)などによって、価格に差があります。マークはひとつの目安になります。

 第二に、染め方のの違いです。一般的なな色無地は、『炊き染め』です。炊き染めとは、染料が入った色桶に、生地を浸して染める方法です。もう一つの染め方は『引き染め』です。引き染めとは、生地を20~40㎝間隔に、伸子という竹ヒゴでピンと張り、熟練の職人が刷毛で直接染めていく方法です。

 炊き染めと引き染めの簡単な見分け方は、炊き染めは生地の末端まで一様に染まっていますが、引き染めは生地の端が白いままです。

 価格的には炊き染めの色無地がリーズナブルですが、色無地は柄物と違い、生地と染めによって品格が現れます。予算が許すのであれば、深みがあるのに透明感のある引き染めの色無地をおすすめします。

 紋は、フォーマルからカジュアルに幅広く着たいのであれば、地色と共色の濃い色、または明るい色で刺しゅう紋を一つ入れるのが良いでしょう。

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