コラム

 公開日: 2015-09-05  最終更新日: 2016-08-26

間違えない長襦袢の選び方

 先日、京都で、濃い茶色地にうさぎ文様の小紋の着物をお召しになった素敵な女性を見かけました。帯と帯締め、帯揚げのコーディネートもばっちりでした。でも、残念なところが一つありました。それは、長襦袢が白襦袢だったことです。

 白襦袢は、留袖や黒紋付(喪服)などの紋がついた礼装用の長襦袢です。これは、大切な儀式のときは身を清浄にするという日本人の古来からの風習に由来します。花嫁の白無垢や白足袋を同じ理由です。

 訪問着や付け下げなどの盛装には、淡い色の無地やボカシの長襦袢が相応しいでしょう。着物と同色系の長襦袢をコーディネートすると、より一層品格が上がります。

 紬やおしゃれ小紋などの街着には、友禅模様や絞りなどのおしゃれな長襦袢を合わせて楽しんで下さい。特に、大島や結城のなどの暗い色の着物には、赤色や黄色などの目立つ色の長襦袢を合わせるとオシャレ度が上がります。

 長襦袢には半衿が欠かせません。白の半衿が無難ですが、白いろな半襟を季節や気分で変えると、着物生活がもっと楽しいものになります。
 実は、半襟の発達は江戸幕府の華美を禁じる奢侈禁止令をあざ笑う江戸庶民の心意気だったのです。そして、明治から昭和初期までは、半衿専門店が数多く軒を連ねていたのです。

 NHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」や「アンと花子」などを見て、改めて半襟の魅力に気付かされました。あなたも様々な半襟を使って、着物ライフをもっと楽しくしませんか?

当店のHPはhttp://www.orieya.com

この記事を書いたプロ

株式会社 織絵屋 [ホームページ]

販売職 松山和年

岩手県盛岡市みたけ4-6-4 [地図]
TEL:0120-56-0102

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

4

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お直し・染め替え料金

着物は様々な技法によって、何度でも再生できます。まずは、お気軽にご相談ください。★お直し料金★程度により料金は違います。お見積もり後、お客様が承諾されたら...

小冊子プレゼント

岩手日報「ぽらん」に連載されたコラム『きもの歳時記』をまとめた小冊子を無料プレゼント内容は、様々なきものの歴史やいわれ、文様の意味などを分かりやすく解説...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
松山和年 まつやまかずとし

歴史ある日本の“着物文化”を伝える伝道人(1/3)

 親から譲り受けた着物、代々受け継がれている着物、冠婚葬祭用に買った着物。しかしその後の使い道がわからず箪笥にしまい込んだまま。そんな着物たちを生まれ変わらせてくれるのが、盛岡市みたけにある「株式会社 織絵屋」。着物の販売のほか、染め替え・...

松山和年プロに相談してみよう!

IBC岩手放送 マイベストプロ

365日着物を着、研究しているからこそできる着物の提案に強み

会社名 : 株式会社 織絵屋
住所 : 岩手県盛岡市みたけ4-6-4 [地図]
TEL : 0120-56-0102

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0120-56-0102

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松山和年(まつやまかずとし)

株式会社 織絵屋

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

捨てるしかないとあきらめていた留袖が新品に生まれ変わりました。

姪の結婚が決まり、母親の妹がタンスにしまったままの留袖を...

K・K様
  • 50代/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
若い時に着た振袖、訪問着、留袖をリメイクする染め技法

 若い時に活躍した振袖や訪問着、留袖などの絵羽模様の着物も、様々な染め技法で新しく生まれ変わります。1...

取れないシミ汚れをキレイにするお直し技法

大切な着物に付けてしまったシミ汚れは、早めに持ち込んで下されば、ほとんどがキレイに落ちます。 しかし、...

おしゃれ感が最高の「縫い締め絞り」とは
イメージ

 絞り染めは、布に文様(柄模様)を染める技法の一種で、最も古いものです。インド発祥と言われ、日本には奈良時代...

現代人が忘れたロマンがあるミンサー織の歴史と文様(柄模様)に込められた意味
イメージ

 沖縄の織物はすべて「手織り」が基本で、絹織物がほとんどですが、ミンサーだけは手織りの綿織物です。今回は、...

[ 着物の文様(柄模様) ]

『源氏香』の文様にはこんな意味が込められています。
イメージ

 私の好きな文様の一つに「源氏香」があります。 その芸術性、デザイン性の高さから、古くより着物や帯...

[ 着物の文様(柄模様) ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ