コラム

 公開日: 2015-06-28  最終更新日: 2016-08-26

優雅で細く見える羽織姿

 30年前くらいまでは、入卒や法事の席などで、絵羽織や一つ紋付の羽織を略礼装として着用するのが一般的でしたが、その後、すっかり羽織姿は見かけなくなりました。しかし、近年、長い羽織がおしゃれな装いとして見直され、人気になっています。今回は羽織の魅力について述べます。

 まず、羽織はコートと違い、室内で着ていても良いということです。神社、仏閣でお参りするときも、コートは脱がなければなりませんが、羽織は着装していてもOKです。
 でも、お茶席では基本的に羽織は着ませんので、注意しましょう。

 つぎに、羽織姿は、後ろ衿から帯のふくらみをなぞるシルエットがなだらかな曲線を描きますので、女性らしい優雅な装いとなります。

 羽織の魅力は、何といっても細く見えたいと思う女性の望みを叶えてくれることです。

 羽織は体を三分割してくれるので、誰でも細くすっきり見えます。また、腰やお尻を覆い隠してくれるので、より細く見え、下着のラインも気になりません。

 羽織は、コーディネートも一層楽しめます。羽織で華やかさを出せますし、反対にシックな装いにも演出できます。

 現在では、羽尺(羽織コート専用の生地)は生産されていませんので、着尺(着物用の生地)で仕立てます。

 羽織に適した生地は、無地、江戸小紋、ボカシ、とび柄の小紋などがコーディネートしやすくて良いでしょう。また、紬などの固い生地より、ちりめん素材の柔らかな生地が優雅に見えます。紋紗などの透け感のある生地は、帯が透けて映り、より優雅になりますし、冬以外のスリーシーズン着用でき便利です。

 羽織の丈は、以前のものは膝丈くらいでしたが、それよりは長目が良いでしょう。着物の裾から30㎝くらいの位置の長さにするとかっこよく見えます。

当店のHPはhttp://www.orieya.com/

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