コラム

 公開日: 2014-06-06  最終更新日: 2016-08-26

羽織は「かっこいい女性」の最高のおしゃれです。

 最近、長めの羽織が人気ですが、羽織は江戸時代の裃(かみしも)が変形したもの、つまり、羽織袴の上側です。ですから、本来は、羽織は地位を示すものでした。

 農民では庄屋さん、商人では番頭さん以上にならないと羽織の着用は許されませんでした。現代でも、大相撲の世界では関取(十両以上)にならないと、羽織は着用できません。

 江戸時代までは、一般の女性が羽織を着用することはありませんでした。例外として、未亡人で羽織を着用する人がいました。これは「私はもう再婚はしません。」という意思表示だったのです。また、「羽織芸者」とよばれる芸者衆がいました。これも、「私は女を売っているんじゃない。芸を売っているんだ。」という心意気だったのです。

 そういう意味から考えますと、女性の羽織姿は、男性に媚びない「かっこいい女性」の最高のおしゃれと言えます。また、コートは室内や神社、仏閣に入るときは脱がなければマナー違反ですが、羽織は脱がなくて良いので便利です。何よりも、女性の衿から、帯のふくらみを映して流れる長羽織のシルエット姿は美しいですね。

当店のHPは http://www.orieya.com/


 

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